採集記 ２００３年 ７月２０日（日） 山梨県
３連休は用事があって山梨へ帰省した。
夜、時間ができたので出かけてみる。
おふくろは妻以上にあきれ顔。 (^^ゞ
【ポイント１】
６月１４日のポイント９
やはりオオに出会える確率が高いのはこの木だ。
懐中電灯で一瞬照らすと、この洞の中にオオが入るのが見えた。
４５ｍｍぐらいの♀だ！ 勝手に確信した。
いつものように脚立に登る。
洞を覗くと幸いオオの姿が確認できる。
ペンライトを洞にはさんで中を照らし、掻き出し棒でゆっくり手前に引きずる。
あせるとろくなことがない。
落ち着いて落ち着いて・・・
ズズズ・・・ 出てきた。
よし！
洞の奥に入られないように入り口を指でふさぐ。
やはり♀・・・・だよね ？？上翅のスジが薄い！ もしや・・・
全身が出てきた。
あら・・・
オオなのにぜいたくを言っちゃいけないが、♀がほしかった〜
４２ｍｍ♂
６月１４日にリリースした♂と２ｍｍ違うが、もしかしたら計測違いで同体かもしれない。
今日もリリースしようかと思ったが、なぜか毎回会いそうな気がして愛しくなり、お持ち帰りすることにした。
この木のすぐ近くのクヌギ。
赤カブトのほうが強かった スジ君
【ポイント２】
６月２９日のポイント１
山梨らしいトラップ！ まるごと桃！ 翌日の昼間 カナブンがいっぱい！
かろうじてノコ♀に会えた
【ポイント３】
６月２８日のポイント４
相変わらず樹液がたっぷり出ている。
昨年はオオに会えたが、そのあとで樹皮をはがされているのでもう来ないかな・・・
ノコペア（下に♀がいる） 樹液ダラダラ
【ポイント４】
６月２９日のポイント２
巨大な台場が２本あるが、まだオオに出会ったことがない。
前回と違ってノコは見えず、カブト天国だ。 ハーレム状態
ここも前回はノコがいたがカブトとコクワだけだ。
【ポイント５】
このポイントへ来るのは久しぶりだ。
めずらしくトラップ（桃）に来ていたカブト
いくらオオを採りたいからってここまでするか！
よくこういうことを思いつくね。
オオがすき間に入りたがる習性を利用してチェーンソーであちこちにすき間を切り刻んで中央にバナナが置いてある。（まだ新しかった）
保証しよう。 絶対にオオは来ない！
こんなことを考えたり実行する暇があったら、いい樹皮めくれや洞があって樹液が出ている木を探そう。
そのほうが採れる確率は何十倍にもなる。
【ポイント６】
６月２８日のポイント３
ここもいいポイントなのだが、カブトばかり。
でも、樹液が出始めて（まだ発酵してない）洞もあるクヌギがあったので、次回に期待したい。
【ポイント７】
６月２８日のポイント７
前回はたくさんのノコがいたが、もうほとんど見かけなかった。
深夜２時なら遅すぎるか・・・
中歯型の♂１匹のみ。
オオの♀には出会えなかったが、それでも♂に会えただけでもやっぱりうれしい。
ミヤマにも会いたかったがなかなか現れてくれないんだなぁ。