採集記　２００２年　７月　６日（土）　　山梨県

この週末は久々に山梨の実家へ帰省した。
せっかく山梨まで行くのだからやはりオオクワ採集に行きたくなってしまう。
地元の友人ＴＡＫと息子Ｙ君からお誘いのメールがきていたので３人で夕方出かけることにした。
Ｙ君は毎週のように父親のＴＡＫに「父さん、今日は行く？」と言っているそうだ。
俺とほとんど同じ心境なのだ。　かわいいやつだ。　(^｡^)

【ポイント１】

２０００年８月１２日のポイント

ここは久々に来たが親子で気軽に来れるポイントだけあってすごい人出だ。
まだ明るかったということもあり、カナブンしか見れなかった。
ここはカブトとノコを親子で採集するには絶好のポイントだ。
　

【ポイント２】

６月２２日のポイント１

樹液は相変わらず出ている。
いい雰囲気だがコクワが１〜２匹とカブト♂１、♀２がいただけ。
なかなか連続して来てくれないものだ。

【ポイント３】

６月２２日のオオクワゲットのコナラ

まず懐中電灯で木全体を一瞬だけ照らしてみると、かなり上の枝にオオクワらしき黒いものが見えた。
さっそくいつものように脚立を登る。
途中の樹皮めくれを見るとオオクワ♂の姿が見えた。
上の枝の黒いものも気になるが、まずこのオオクワ採集に専念することにした。
先週の悪夢を思い出し冷静にそっとアゴをつかんで無事に採集。(^｡^)
　
　　　　　　　　　　　５０ｍｍ　中歯型　　　　　　　　　　　この樹皮めくれから顔を出していた。


既にゲットしたオオクワ♂が４匹家にいるのでＹ君にあげることにした。
すごく喜んでくれたのでこっちもうれしくなった。　(^｡^)

さて、上の枝にいたやつはどうだろう。
たどり着くと姿は見えなかった。
洞に入ったか、下に落ちたか･･･
経験上、ノコとコクワ以外はあまり落ちることはない。
入り口が狭い洞を覗いてみるが、木のてっぺん近くで体勢が悪すぎて見えない。
小指を入れてみるとクワガタらしきものにあたった。
姿が見たい。
苦しい体勢をさらに苦しい体勢に変えて覗き込む。
背中のスジがはっきり見えた。
「オオクワの♀だ･･･」
横向きにはさまった状態だ。
頭を冷静にしてかき出し棒でこちらへ引き寄せてみる。
もう一度覗いてみる。
さらに奥に信じられないような穴があり、ケツをこちらに向けて頭から入っていってしまった。
(T_T)　(-_-;)

木の下でＴ君が「時間を置いて来てみたら」と叫んでいる。
おっしゃるとおりである。
木を降りて次のポイントへ行くことにした。

【ポイント４】

６月２２日のポイント２

いつ来ても雰囲気は申し分ない所だが、コクワしかいない。（先週と同じコメント）
ここはもう一度昼間木を１本１本チェックしないとダメみたいだ。

【もう一度ポイント３】

ふたたび木登りをして洞を覗いたが完全に姿はなくなっていた。
はぁ〜、今週もまた宿題か･･･
それにしても今シーズンのこのコナラはすごすぎる。
逃げられた♀を入れると少なくとも４匹がいたことになる。
この辺りのオオクワは全部この木に集中しているのだろうか。
こんな木を何本も見つけたいものだ。

【ポイント５】

６月２２日のポイント３

６月１５日にＴＡＫ親子がペア、１６日に俺が♂１匹ゲットできたのが不思議なほどなんにもいない。
ちびちび樹液が出ているクヌギが２本確認できるだけだ。
よくわからん･･･

【ポイント６】

２００１年７月２９日のポイント２

昨年ミヤマが採れたポイントへ行ってみる。
なんと、自前灯火採集者がいた。
なにげなく白いシーツを見てみたが蛾が数匹とまっているだけで厳しそうだ。
林に入ってみたが、樹液が出ている木がない。
ここはまだ早いのだろうか。

本日はこれにて終了。　Ｙ君は幸せそうな顔をして熟睡だ。(^_^)
あぁ〜、♀を１匹でいいから採集したい。

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