採集記 2007年6月6日(水) 東京都 埼玉県
初夏らしいカラッとした暑さが続くようになった。
この時期は日に日に樹液が噴き出してくる。
昨日出ていたなかったのに今日は出ているなんてことがよくある。
【ポイント1】 午後9時20分頃
よく見るとゼリーがぬりつけてあるが、アリがいるだけでまったく効果なし。
せっかく樹液が出ている木を見つけているのになぜゼリーをぬりつけるのだろう。
手間がかかるだけで効果は全くないことを一日も早く気づいてほしい。
まあ、ゴミが残るストッキングトラップよりはマシだが。
右の写真は枝の付け根にわずかに染み出た樹液に集まるコクワ。
小学生の頃はこいつと遊んだ(いじめた)が、今では恐れ多くて遊べません・・・
【ポイント2】 午後9時40分頃
5月24日のポイント1
めくれの左側にヒラタが見えた。
写真撮影とサイズ測定のために一時的に採集しようと針金でつついたら、コクワのようにあっという間に木の根元に落ちてしまった。
根元に落ちるとほんと見つからないんだよね・・・
【ポイント3】 午後10時30分頃
6月2日ポイント4
今夜もコクワの貸切と思いきや、ノコ大歯型が現れた。 これから1ヶ月ぐらいはノコが日に日に増えてくる。
【ポイント4】 午後11時頃
三重塔クヌギ。夜は初めて来たが、まだカラカラだった。
すぐ近くの別のクヌギの根元は結構出ているがすき間の奥が深くて入られたら採集不可能だ。
【ポイント5】 午前0時頃
このクヌギは例年通り、やはり7月にならないとジュルジュル出てこないようだ。
【ポイント6】 午前0時40分頃
6月2日ポイント7
少しずつだがジュルジュルしてきた。 ノコのペアも活動を開始したようだ。
日一日と樹液の量が多くなってくるにつれて、クワガタの数も増えてきた。
この地域に限って言えば、この先1ヶ月ぐらいがカブト、ヒラタ、ノコ、コクワの数のバランスがとれる時期だ。