採集記 ２００６年 ７月１６日（日） 東京都 埼玉県
約１ヶ月間ご無沙汰している場所があるので行ってみることにした。
【ポイント１】 午後９時１０分頃
６月１３日のポイント１
このクヌギはかつてカブトムシがうじゃうじゃいて、めくれの奥にはヒラタもいた。
しかし、誰かにめくれをはがされたりして、昨年あたりから虫自体がすっかりいなくなってしまった。
このクヌギはとてもにぎやかだ。
このクヌギにはカブトムシが２０匹いた。
カブトの宴会がうるさすぎてノコは隅っこでちびりちびり
宴会場の裏にヒラタが１匹だけ隠れていた。 先月までいた５３ｍｍはいなかった。
今日のこのクヌギはなかなかにぎやかだった。
カブトムシ２０匹 ヒラタ♂１ ノコ♂１ スジ♀１ コクワ約２０匹
【ポイント２】 午後１０時３０分頃
６月１３日のポイント３
７月になってようやく樹液がダラダラ出るようになった。
数匹のコクワに混じってヒラタが１匹見えた。
ひょっこり顔を出したヒラタ君
特等席にはやや大きめのヒラタの姿。 ５２ｍｍ
【ポイント３】 午後１１時３０分頃
７月１４日のポイント３
カブト一色だと思ったが、ノコもまあまあ見ることができた。
① ムムッ！ カブトの奥さんが俺の家に近づいてくるぞ ② コラッ！ 俺とかわいい妻の家に近づくんじゃない！
③ もう来るんじゃないぞ！ ④ コラコラ！ 来るなっつーの！
樹液ダラダラのクヌギの根元にバナナが無造作に置いてある。
バナナにいたのはアリとオサムシだけ。
カブトムシは当然樹液についていた。
ストッキングよりはるかにマシだが、こういう無駄なトラップはもうやめましょう。
こんな写真を載せなくてもよいのだが、自然界の恐ろしさの一場面。
オオゲジが食べているのは羽化直後のニイニイゼミ。
見た目には「キモイ」の一言だが、どの生き物も生きるのに必死だ。
【ポイント４】 午前０時頃
このクヌギは根元に樹液が出ているので見に行ったが、カマドウマしかいなかったので帰ろうとしたら、
上空でグウォーン、グウォーンという爆音が聞こえる。
木の上を見ると樹液場に数匹の黒い影が見える。
ノコがカブトの♀を追い払っている。 ♂には全く歯が立たないが、角のない♀には強気だ。 弱い者よりも強い者に果敢に立ち向かってほしい。
このあとミヤマの灯火コースを走ってみたが、気温が低いせいか完璧なボーズだった。
しばらくは蚊に刺される採集はお休みして、涼しい地域を歩きたいものだ。