採集記 2006年 6月19日(月) 東京都 埼玉県
この時期は、たとえばつい2〜3日前まで樹液が出ていなかった木でも急に出てくるようになる。
時間があればできるだけ歩いておきたい。
【ポイント1】 午後10時頃
昨年7月22日のポイント5
目の前は食料品スーパー
樹液はちびちび出ていた。 コクワとシロテンハナムグリ。
ヒラタとノコに期待したい。
【ポイント2】 午後10時50分頃
6月3日のポイント1
樹皮めくれの奥に少しだが樹液が出てきた。
特等席にヒラタの姿 47mmと38mm
今年もヒラタが来てくれてよかった。
次回はたぶんカブトが登場しているだろう。
【ポイント3】 午後11時40分頃
6月3日のポイント2
クヌギ林の入り口でノコ中歯と♀
ノコもヒラタもカブトも来るにぎやかなクヌギだが、今年はまだカラカラ。
隣のクヌギの頭上3mの樹液場にノコ大歯型 今日はノコから目を離さずケリを入れたので草むらからすぐに見つけられた
【ポイント4】 午前0時頃
6月13日のポイント6
ツタがからまるコナラ 頭上2mに樹液
懐中電灯で照らすとすぐに落ちてきた コクワより早く落ちるんだよね・・・
こちらのペアはクヌギから
このポイントは以前ノコがたくさんいたが、ここ2〜3年は数が減っていたので心配していた。
成虫が多ければ当然幼虫も多くなる。
しかし、カブトムシと違ってきっちり1年サイクルではないので、多い年と少ない年のばらつきが出るのかもしれない。
樹液も吸わず、こうしている時の♂は全然暴れずじっとしている。 いつもこれぐらい♀にやさしくしてね。
【ポイント5】 午前0時45分頃
6月13日のポイント5
ここはノコが多いクヌギ林。 カブト、コクワ、ノコがバランスよく樹液場にいる。
スマートでかっこいいね! よっ!色男!
樹皮のすき間はことごとくコクワ
頭上3mの樹液場に大歯ノコ2ペア
このクヌギもちびちび樹液が出てきた
中歯型♂と♀ 子孫を増やすのに必死だ
毎年根元に樹液が多く出るクヌギ
カブト♂と写真では見えないがカブト♀が樹皮めくれの裏側にいた
裏側には2ペア
撮影のため集合、解散!
ポイント3で2ペア、ポイント4で2ペア、ポイント5で8ペア 計12ペア
今夜は豪華なノコツアーとなった。
しばらく続いた雨の後、一斉に出てきたのだろう。
これだけたくさん見られるノコもしばらくするとたまにしか見かけなくなり、7月下旬以降はほとんど見かけなくなる。
ただし、これは地域によって大きく違ってくる。
たとえば山梨では8月でもわりと見かけることがある。
これだけ姿を見せてくれれば今シーズンのノコはもう満足だ。