採集記 2006年 6月 3日(土) 東京都 埼玉県
2005年8月6日に一緒に採集したHMさんと久々の再会だ。
今日は自分が普段行っているコースを歩くことにした。
【ポイント1】 午後7時頃
カラカラ・・・ あと2週間もすればヒラタも現れるだろう。
【ポイント2】 午後7時20分頃
7月にはいやというほどにぎやかになるクヌギだが、まだ開店していない様子だ。 待ちきれずにコクワ夫婦が店の外でうろうろしていた。
【ポイント3】 午後7時50分頃
ここもまだ・・・ ゴキブリがうれしいそうにちょろちょろしている。
【ポイント4】 午後8時頃
ここはノコが多いポイントだが、樹液はまだちびちびだ。
いつも樹液が出るクヌギの中の1本。
頭上3mぐらいのめくれにクワガタが見えた。
コクワだと思ったが双眼鏡でよく見ると足を突っ張ったかっこうをしている。 コクワはこのようなかっこうをしない。
とするとノコしかない。
脚立と網を使ってHMさんがノコ小歯型をゲット。 今シーズン初ノコだ。
【ポイント5】 午後8時50分頃
一度ヒラタが入ると9月まで居座り続ける最高のクヌギ。 ヤマト一番のお気に入りクヌギだ。
しかし、まだ「準備中」とのこで、ケムシとコクワが少しいるだけだった。
【ポイント6】 午後9時15分頃
カブト、ノコ、コクワ、キイロスズメバチ常連のめくれ 「準備中」
このクヌギはよく樹液が出ていた。
めくれの一番上をのぞくとヒラタがポロッ!
ヒラタが落ちるのはめずらしいと思ったが、よく見ると右前足の符節が欠けている。
越冬成虫だろう。動きも少し鈍い。
47mm。 元気で長生きしてほしい。
【ポイント7】 午後10時30分頃
5月20日に53mmのヒラタがいたクヌギ
カマドウマの奥に相変わらず53mmヒラタが見えた。 コクワはわずかな樹液をちびちびやっていた。
【ポイント8】 午後11時頃
5月28日に確認したコナラ林。
樹液は大量だが、気温が低いためかコクワもいなかった。
【ポイント9】 午前0時頃
最後に来たのは川沿いのヤナギポイント。
HMさんがカブトメス発見! 今シーズン初カブト
カミキリムシがあけたと思われる穴の中にミニヒラタ君がいた。
このような穴がたくさんあり、ことごとくコクワが入っていた。
もう1匹カブト♀ それからノコ♀ちゃん
約7時間に及ぶ採集だったが、クヌギの樹液飲み屋街がほとんど「準備中」のため客人が少なかった。
この日の気温が低かったのも影響したようだ。
それでも一応、カブト、ヒラタ、ノコ、コクワと少ないながらもメンバーに会うことができてよかった。
HMさん、大変お疲れさまでした。