採集記 2005年 6月28日(火) 東京都、埼玉県


連日真夏並みの猛暑が続いている。
採集にはうれしい毎日だ。


【ポイント1】 午後11時頃

このポイントは自宅から歩いていける公園。
3年ほど前に1本のクヌギの巨木をチェックしていた。
頭上3〜4mぐらいにめくれがあり、毎年コクワとカナブンは確認していた。
ヒラタがいてもおかしくないと思っていたが、今夜ようやく会うことができた。

   
脚立に登っても届かないが、大アゴをしっかり確認できた。 奥にはきっと♀が隠れているのだろう。


 根元には推定50mmぐらいの死骸もあった。

公園といえども太い木が多いところをみると、昔はきっと雑木林だったのだろう。
その時代から命を受け継いでいるのだろう。


【ポイント2】 午前0時頃

6月19日のポイント3


毎年必ずヒラタが来ているのだが、今年はまだ来ていない。 ガが異常に多い。
根元にも樹液が流れているが、においがかなりきつい。
ヨツボシケシキスイはいたがクワガタはコクワさえいなかった。
樹液にも好みがあるようだ。 このきついにおいのせいでヒラタは来れないのだろうか。

 
こっちのクヌギもコクワのみ。 根元にはカラスに食われて瀕死のカブトが動いていた。


【ポイント3】 午前0時30分頃

6月19日のポイント4


今まで採集者がいたかのようにコクワ1匹いなかった・・・

 
                                オオゾウムシ・・・


【ポイント4】 午前1時頃

6月19日のポイント6


いよいよカブトが増えてきた。
ノコはわずかな期間しか活動できない・・・


 

 

 
             根元に大量の樹液が流れている。 ノコの大歯ペアがいる。

 
     蛾を食うオオゲジ            ノコ小歯


【ポイント5】 午前1時30分頃

6月19日のポイント7


 
           前回と同じと思われるヒラタ                   ノコ小歯

 頭上2mほどの樹液にはノコ大歯とヤブキリ
このポイントは以前はたくさんのノコがいたがここ2〜3年は少なくなっていた。
しかし、この日は久しぶりに姿を見ることができて安心できた。

 このコナラには5匹のカブトが集まっていた

 
            ♀に徐々に近づく♂                       カップル誕生!


【ポイント6】 午前2時頃

6月22日のポイント2

ここもいよいよカブトが増えてきた。

 

 クヌギの幹の上をヒョコヒョコ歩いていたヒラタ51mm


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