採集記　２０００年８月１０日（木）　　　　　　埼玉県

７月２９日の秋ヶ瀬公園採集ツアーに本当は行きたかったのだけれど、都合で行けなかったＷさん父子と
採集に行ってきた。
ＷさんのせがれのＪＵＮ君は小学３年生。　昆虫少年真っ盛りである。
今日はＪＵＮ君に満足してもらうことがメインテーマなので、新規開拓はせず、いつものコースに行くことにした。

【畑の中のクヌギ林】
８月１日に来たときはカブトムシ約２０頭、ノコギリ３頭、コクワ７〜８頭ぐらいいたので期待してやって来た。
この林で樹液が出ているのを確認しているクヌギは４本だ。

まず１本目
相変わらず頭上２ｍの場所にいる。カブト♂２　♀３

次に２本目
ゴキ野郎！

で、３本目
頭上３ｍカブト♂１　下に♀２　ゴキ

最後４本目

この細いクヌギはほんとに毎回いいながめだ。
こいつらのほかにカブト♀１　コクワ♂１、♀２　先週いたノコギリはいなかった。

ＪＵＮ君が楽しく採集している間、俺は飼育下で羽化して相手の♂がいなかったため、あぶれてしまった
カブト♀１０頭と腐葉土、卵、１齢幼虫を放した。

たぶんこの林の所有者がこのようなカブト床（としか思えない）を設置しているのだろう。 カブト♀１０頭と腐葉土、卵、１齢幼虫をこの中に放した。 来年元気で羽化してきてくれ。

その後あらためてほかのクヌギを見てみたところ５本目の樹液クヌギを発見した。　カブト♀１だけだったが・・・
さすがにこの時期になると♀が多い。
産卵前、最後の力をふりしぼっているのだろう。

さて最後にＷさんが大物をＧＥＴ！
８５ｍｍのオオクワ、失礼！　カブト♂である。
今年見た中で最大だ。


また１本目の木に戻ってコクワ♂１をＧＥＴ

ここでの成果
カブトムシ♂３　♀２　コクワガタ♂（４０ｍｍ）２
１週間前よりだいぶ減っていたが、それでもまあまあ採れてよかった。
でもＪＵＮ君一言　「ぼくがいちばんほしいのはね、オオクワガタ」　子供も大物は良く知っている。
「がんばる気があるなら今度韮崎に連れてってやるよ。行くか？」
「うん、行きたい」
（　よしよし、君も昆虫少年だ　）

【６月５日にオオクワガタ大歯型６５ｍｍをＧＥＴした雑木林】
やはりここを素通りするわけにはいくまい。

しかし本日はカブトもクワガタもゼロ。　見事にボーズだ。
この林は今シーズン終了かな。

ＪＵＮ君：「いないじゃん。もっとほか行こうよ。」だって。　気合入ってきたねえ。
でももう２２：３０。
「ＪＵＮ君、今日は帰ろう。次回違う所に連れてってやるよ。」
（ＪＵＮ君、しぶしぶあきらめる）

短時間だったが、まあまあ採れたし楽しいひとときだった。
また行こうな、ＪＵＮ君　Ｗさんおつかれさまでした。

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