飼育記録　ノコギリクワガタ　　　　　　　２０００年７月５日（水）
　　　　　　　　（１９９８年にふ化したもの）

１９９８年生まれのノコギリクワガタである。
温室飼育ができる場所がなく、丸２年ベランダで飼育してきた。　というよりほっておいただけ。

カブトムシがウロチョロしている・・・。 場所がないので、カブトムシの幼虫飼育のケースに 同居させた。 ベランダなので雨風もしのげて一石二鳥である。	もちろんコーヒーの空き瓶である。 １．「ミタニ社」製の「クヌギ大王」を新聞紙に 　　ひろげる。 　　小麦粉を適当に混ぜて水を補給 　　（手でギュッと握って団子状になる程度） ２．すりこぎを使ってコーヒー瓶にギュッギュッと 　　固く詰める。（固く詰めないとカビが発生しやすく 　　なるらしい） ３．産卵木より１齢幼虫を割り出す。 　　産卵木がやわらかければ手で簡単に割れる。 　　そして食痕をたどって幼虫をさがし、スプーンに 　　のせる。 ４．コーヒー瓶１本につき幼虫１頭を入れる。 　　入れ方は、幼虫を小さなスプーンにのせ、 　　瓶の中にそっと置くだけである。 　　しばらくすると幼虫は自力でもぐっていく。

自然界でも２年１化が普通らしいので、そろそろ蛹になってもおかしくない。

【蛹部屋を一生懸命を作っている】

	左の写真は、すでに前蛹になっている。 もうすぐ蛹だ。

【やっと蛹になった！（丸２年がかり）】

大歯型の大あごがしっかり見える。

１９９９年に１年１化で羽化した♂は小歯型だったが、さすがに２年１化はみんな大歯型 である。
さてさて何ｍｍが出てくるかな？・・・

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