採集記　２０１５年８月１９日（水）　埼玉県　東京都

８月１１日に記念撮影ができなかったヒラタに会いに行ってみよう。

【ポイント１】午後１０：３０頃

一週間前はカブトムシがまだたくさんいたが、今日は♂はゼロで♀が５匹だけ。
　

さて、先週根元付近の樹皮めくれに潜んでいるのを確認したヒラタだが・・・

頭を地面につけて顔を上に向け、樹皮めくれの奥を確認。
「お！　いた！」　「でも、なんとなく先週より少し小さいような・・・　気のせいかな・・・」
大あごが木の根元を向いていたので、おしりの後ろにＪの字の針金を入れてチョイチョイと突っつくと、意外にも簡単に出てきた。
先週の力強さは微塵もない。
そして、手の平に置いた瞬間に６０ｍｍに届かないことがわかってしまった・・・
５７．５ｍｍ　関東産としては小さくはないが先週の力強さから６０ｍｍをイメージしていたのでかなり小さく見えてしまった。
確率から言えば先週のヒラタと”同一人物”なのだろうが、「もしかして一週間の間に選手交代したのかも」という想像もよぎる。
今となっては確認する術はないが、夏の終わりにＭサイズのヒラタ君に会えたのでよかった。
彼女の姿は見えなかったが、たくさん子孫を残して来年もまた来てほしい。

　
いい彼女に会えるといいね！

【ポイント２】午後１１：３０頃
　
ノコが多い場所。まだ会えるだろうか・・・
　
依然としてノコのペアが各所で見られた。ほんとにここはノコ天国だ。

ヒラタ君の記念撮影ができたので、これで今シーズンも満足することができた。
ただ、本当に心から大満足できるのは再びオオクワガタに会うことだ。ただ、オオクワガタの場合は放虫という残念な問題があるので、以前と違って観察に向かう気持ちは常に微妙だ。
それでもいつも心に大きく存在していることには違いない。そして、それがこの趣味への情熱が消えない理由の一つになっている。
この夢はいつまでも持ち続け、また会える日を楽しみにしたいと思う。

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