採集記 2013年6月4日(火) 福岡県
今年も夏がやってきた。
貴重なオフシーズンも結局新規ポイント開拓をせずに6月になってしまった。
ともあれ、長いようで短い夏。今年も濃い夏にしたい。
劇的なワールドカップ出場を見届けて約9か月ぶりにフィールドへ出かけた。
5月27日に梅雨入り宣言があったが、途端に空梅雨だ。
以前から思っているが、梅雨入り梅雨明け宣言てどうしても必要なのだろうか。
人々の心を無用に惑わす気がしてならない。
今年は秋に梅雨入り時期の見直しがあるだろうな。
【ポイント1】午後11時分頃
いつものお手軽コースへスタート。
カエルのすさまじい大合唱が響き渡る。
夏の夜の良いBGMだ。
まずは細いけどボコボコして樹液が出るクヌギ。
昨年はヒラタ、ノコ同時に見れた木だ。
今日は「開店準備中」
そして、すぐ近くのクヌギ。懐中電灯を照らすと大きめのヒラタの姿が樹皮めくれに見えた。
浅いめくれなので、針金でつつくとすぐに出てきた。ジャスト60mm。体についた土と大あごのギザギザが浅いところをみると冬眠から目覚めた成虫だろう。
同じ場所なので、昨年9月23日に見た彼ではないだろうか。
昨年60mm台のヒラタを見たが奥へ入られてしまったクヌギ。ここも「開店準備中」
【ポイント2】午後11時30分頃
ここは比較的ノコが来る場所だが、今日はようやく樹液が出始めたところ。
もう少し先かな。
【ポイント3】午後11時45分頃
ここも昨年と様子は変わっておらず、樹液はようやく出始めといった感じ。
写さなくてもよかったのだが・・・ 50mmぐらいのヒラタがいたが撮影の間に樹皮にもぐり込んでしまった。
木が切り倒されていたということはないので、まずは安心した。
休日の昼間は1本でも多くの有望な木を探し、1匹でも多くのクワガタたちと会いたい。