樹液はまだ出ていなかったが、あと1〜2週間だろう。
採集記 ２０１１年６月４日（土） 東京都 埼玉県
長いオフシーズンが終わり、また夏がやってきた。
６月に入った途端に３月ぐらいの陽気になって異常に寒かったが、
今日は梅雨の晴れ間のさわやかな日となった。
【ポイント１】午後5時頃
昨年と全く変わっておらず、安心した。
樹液はまだ出ていなかったが、あと1〜2週間だろう。
【ポイント２】午後5時30分頃
樹液がちびちび。コクワがあちこちでひょこひょこ活動していた。
ちょうど10年前にヒラタを初採集した思い出のクヌギ。
かつては来るたびにヒラタの姿が見えたが、最近はカブト、ノコ、コクワだけになってしまった。
それでもこうしてまだ毎年樹液を出し続けている。
1年でも長くがんばってほしい。
スジクワガタのカップル。
【ポイント２】午後10時30分頃
いったん帰宅して夜の部に出撃。
夕方見たクヌギでノコに会うことができた。
先週の縄文時代のノコのニュースを思い出し、いつもより感慨深くなってしまった。
人間だけは大きく変わってしまったが、彼らは何千年と変わらずにたくましく生きている。
近くの樹液場には彼女もいた。 追いかけなくていいのかな？（上の写真と同じ♂）
こちらはコクワのカップル
【ポイント３】午後11時頃
ノコが多い場所だが、樹液がまだだった。
まもなくここも賑やかになるだろう。
このクヌギもあとちょっと･･･
【ポイント４】午後11時30分頃
次回はノコやヒラタに会えるだろう･･･
足元の樹皮めくれには樹液が結構出始めている。目線の高さのめくれは、ここ2〜3年で育ってきていて楽しみだ。
勘違い採集者がベキッとやらなければいいのだが。
【ポイント５】午前0時頃
2006年に59mmのヒラタに会ったクヌギも、ここ数年は勢いを失っている。
樹皮めくれの内側にはアリが巣を作っていて、樹液が出るのさえあやしい･･･
ノコに会えたので、今年初にしてはまあまあだった。
木が切られたりした所もなかったので、まずはひと安心。
今年もいろいろな出会いが楽しみだ。