採集記　２００９年８月２３日（日）　埼玉県

昨日からHMさんが遊びに来てくれて、今朝は二人で早起きしてミヤマに会いに行くことにした。

【ポイント１】午前6時頃

山を上がる道沿いに1本だけある若いクヌギ。
7月12日に大きなミヤマを見つけたものの振動で落としてしまい、くやしい思いをしている。
根元付近に樹液が出ているが誰もいない。
そのとき、HMさんが「裏側にミヤマいました！」との声。


　金毛がたっぷりあって新しそうな♂だ。推定65mmぐらい。


角度を変えて。　♂のおしりの左側に♀のおしりがちょこっと見える。

幸先よくミヤマに会えてよかった･･･

【ポイント２】午前7時30分頃

クヌギ林の入口に大きなオニグルミの木があり、時々ミヤマが来ている。
かつてはクヌギ林にもミヤマが見られたが、笹が生い茂り荒れ放題のクヌギ林にはだれもいなかった。

どうせいないだろうと思いつつも蹴りを一発入れた瞬間、「落ちました！」とHMさんの声。
金毛たっぷり64.5mmのまあまありっぱな♂。

【ポイント３】午前8時〜8時30分頃

　
HMさんが見つけたショウリョウバッタ。でかいね〜　おもしろい顔だね〜

　
クヌギは健在だが、周囲は笹が生い茂って大荒れ。手入れをしない限り虫たちは近づかないだろう。

2ペアのミヤマに会えたが、この時期の短時間観察にしては上出来だ。
ただ、放置されて荒れ放題の雑木林の姿が悲しい。
できるのであればボランティアで草刈りをし、かつての明るくにぎやかな雑木林を取り戻したいと思った。

採集活動の目次へ戻る