このクヌギは昨年は雑木林の中にあり、人目につかない位置にあったそうだが、雑木林の一部が宅地になってしまい、人目につく位置になってしまったそうだ。
樹皮めくれの奥は結構深い。
懐中電灯で覗くとコクワよりあきらかに分厚い体が見える。ヒラタに間違いない。
HMさんが針金で慎重に取り出すと40mmの♂が出てきた。
樹皮めくれがはがされず、繁殖し続けてくれるといいのだが。
採集記 ２００９年７月４日（土） 神奈川
神奈川県在住のHMさん。
オフシーズンに精力的にポイント開拓をされている。
今日は昨年の6月28日以来、1年ぶりにポイントを案内していただけることになった。
渋滞で到着が遅くなってしまい、6時半頃ようやく到着。
同行した三女は、HMさんの娘さんと家で遊ばせてもらうことになり、HMさんと俺は森へ出発！
【ポイント１】午後8時30分頃
このクヌギは昨年は雑木林の中にあり、人目につかない位置にあったそうだが、雑木林の一部が宅地になってしまい、人目につく位置になってしまったそうだ。
樹皮めくれの奥は結構深い。
懐中電灯で覗くとコクワよりあきらかに分厚い体が見える。ヒラタに間違いない。
HMさんが針金で慎重に取り出すと40mmの♂が出てきた。
樹皮めくれがはがされず、繁殖し続けてくれるといいのだが。
【ポイント２】午後9時頃
昨年も案内してもらった人家のすぐそばのクヌギ。
ここは他の採集者はまず来ないと思われ、今年も樹皮めくれは健在だ。
昨年は30mmのかわいいヒラタの♂がいたが、今年はノコが多かった。
このほかにもたくさんのポイントに連れて行っていただいた。
中にはミヤマが来るクヌギもあって、HMさんの下見の成果だと思う。
ただ、人口の多い地域なので宅地開発に歯止めがかからず、毎年のように雑木林が減っているそうだ。
自分がいつも行っているポイントは完全に保護されている場所も多くあり、恵まれていることをあらためて実感した。
採集の締めくくりはスーパー銭湯でさっぱりして、娘を連れて帰宅した。
HMさん、本当にありがとうございました。
開拓されたポイントができるだけ長く残るといいですね。
またぜひ行きましょう！