採集記 2008年8月15日(金) 山梨県
昨年8月12日以来、1年ぶりにHMさんとももちゃんと山梨へ採集に行ってきた。
今年はうちの三女も参加だ。
ももちゃんと三女はともに小学3年生で、お互い会えるのを楽しみにしていたようだ。
【ポイント1】午前5時30分〜6時30分頃
ガ〜ン! 大ショック!
ミヤマポイント伐採!
斜面のクヌギやコナラはことごとく伐採されていた。
開発などではなく、地主さんがしいたけ栽培か何かの用途のため伐採したのだと思われる。
ああ、それにしても悲しすぎる・・・
少しだけ残っていたクヌギにかろうじてミヤマ♀
「ミヤマいないね〜」
少し離れたクヌギ林もすべてきれいさっぱり! さみしぃ〜
かろうじてノコ、あとはスミナガシやカナブン、アオカナブンばかり・・・
まったく予想外の展開で、ショックが大きすぎる・・・
例年、このポイントだけで十分な数のミヤマに会えるので、ほかにミヤマポイントを開拓していない。
さて、今日はこれからどうしようか・・・
【ポイント2】午前8時30分〜9時30分頃
途方に暮れている俺を見て、HMさんがヤナギ&ハルニレのポイントへ案内してくれることになった。
さわやかな青空
樹液を出しているハルニレ 葉っぱ
樹齢150年のハルニレの巨木
親子の先行者がいて、小型のミヤマ♂を1匹採集していた。
ハルニレは初体験だったが、ヤナギと同じで結構樹液を出す木が多いようだ。
北海道はこの木がメインらしいが、ミヤマがたくさん見られるのがわかる気がする。
ヤナギやハルニレと比べると、クヌギやコナラは樹液を出す本数が少ないんだな。
高速で一気に西へ移動する。
台場クヌギのポイントは今シーズン初めて来た。
年季が入っているなぁ
すっかり陽が高くなってしまい、どこの樹液場もオオムラサキ、カナブン、アオカナブン、クロカナブン、スズメバチ
ちょっと一休みしてひまわり畑 きれいだけど暑い〜
台場クヌギの肘の所にいたノコをHMさんが発見! 久々のクワガタ・・・
三女がほしいというのでお持ち帰り。
昼の樹液場の主役たち
さみしいけど、本日の採集は終了となった。
帰りは温泉に入って、桃を買って実家へ帰った。
HMさん、ももちゃん、暑い中本当におつかれさまでした。
今日はまったく盛り上がらず申し訳ないです・・・
懲りずにまた行きましょう!
ありがとうございました。
採集が終わってみんなで食事をしている最中、炎天下の車の中に採集したノコとスジを置きっぱなしにしてしまった。
すっかり忘れていたのだ。
車に戻ってきて「しまった」と思ったが遅かった。
暑い車中で息絶えていた。
せっかくHMさんが見つけてくれて元気なノコだったのに、本当にかわいそうなことをした。
なにもかも大惨敗の一日だった。
伐採された場所はとてもいいポイントだっただけに残念だ。
ここ数年ポイント開拓をしてないのも反省だ。
気持ちを切り替えて、また新しいポイントをさがそう。