採集記　２００４年　５月３０日（日）　埼玉県

今日も真夏のような暑さだ。
朝の時点で採集に行くことを決心したが、午後になって娘から、「暑い〜　プール連れてって〜！！」
「採集に行くからダメ」などと強行突破すれば次に行く時にさらに白い目で見られることになる。
ここは気持ちを切り替えて、「よし！　プール行こう！」
そして夕方プールから上がると、まるち●さん、Ｐさんから連発の着信履歴。
さっそく連絡してみると「採集に行きましょう！」ということでグッドタイミング！
プールで満足した子供たちに笑顔で見送られながら出発。

今日行くポイントは、待ち合わせ場所から近い所ということで、自分は普段まったく行かないエリア。
Ｐさんとまるち●さんにおまかせコースだ。

【ポイント１】

　
以前は大きな雑木林だったようだが、一部が畑になってしまい規模が小さくなっている。
それでもノコを３ペア見ることができた。　右の写真は頭上約５ｍの大歯型だ。　ケリを何発か見舞ったが落ちてこなかった。

　エゴノキの樹液にいたコクワ。　甘酸っぱい匂いは全然しないのだが。

【ポイント２】

ここは結構広い雑木林だが、最初は樹液が全然見つからなかった。
結構歩いて、まるち●さんと休憩していたら、Ｐさんから「ヒラタいたよ〜」との電話。
「なに〜！」　さっそく現場へ急行した。
　
コナラが勢いよく樹液を出しまくっている。　カブト♂１　♀２を確認。

　
ヒラタはどこだ？　このクヌギだ！　樹皮めくれがすごい木ではないが、幹にペタッととまっていた。
５０ｍｍオーバーに見えたが、実際は４７ｍｍ。
すぐ隣にも３６ｍｍ♂がいた。
自分が普段行っているポイントだと、このようなシチュエーションでヒラタがいることはない。
地域性もあるだろうし、どのような木を探しているかの違いも大きいと思う。
自分が知らないポイントでのこのような経験は、今後の採集スタンスの幅を広げる意味で重要だと思う。
まるち●さんは初めて見るワイルドヒラタに満足そうだった。　よかった〜　(^｡^)

【ポイント３】

まるち●さん、自力でヒラタ初ゲット！
日当たりが良さそうなクヌギの浅い樹皮めくれに、まるち●さんがクワガタを見つけた。
「どうぞ！」　掻き出し棒をまるち●さんに渡す。
「な〜んだ、コクワだ･･･　いや、ヒラタです！」

初ゲットの瞬間！　やった〜！！　よかったね〜！！　＼(^o^)／
よく見ないと見過ごしてしまいそうな浅い樹皮めくれだが、４６ｍｍ。　立派です。

まるち●さんにとってヒラタ初対面となる記念すべき採集だった。　ほんとによかったね〜　(^｡^)
自分にとっても今シーズン初ヒラタ・初ノコだ。
それに意外な所でヒラタを見ることができて勉強になり、楽しい採集となった。

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