採集記 2003年 6月 6日(金) 東京都 埼玉県


この時期はどの木も樹液があふれているわけではないので、とにかく樹液が出ている木を集中的に見てみる。


【ポイント1】

6月2日のポイント1


結構樹液が出ているクヌギだが、コクワだけなんだな〜

採集活動時間 23:30〜0:00
確認個体(すべて観察のみ)
クヌギA 樹液カラカラ
コナラA コクワ♂1
コナラB コクワ♂2 ♀2
コナラC コクワ♂3 ♀3
コナラD クワカブ0
コナラE コクワ♂4 ♀1
コナラF クワカブ0
クヌギB コクワ♂5 ♀1
クヌギC クワカブ0


【ポイント2】

6月2日のポイント2

わずか4日で樹液が結構出てきた。
アリの巣が巨大化しなければ今年もこの木は大丈夫そうだ。
それにコクワが非常に少ないので快適だ。


いつもの樹皮めくれにヒラタがはさまっている。
先日から常駐しているやつだ。
よく見ると彼の後ろに♀らしき姿が見える。
いったん彼を取り出し、♀を採集。 体に思いっきり力を入れるので15分ぐらい苦戦した。 (^_^;)

30mm♀ 昨年同じ場所で採集した60mmの嫁さんに迎えることにした。

採集活動時間 0:10〜0:40
確認個体(ヒラタ♀のみ採集)
クヌギA ヒラタ♂34mm 1 ♀30mm 1
      コクワ♂1


【ポイント3】

6月2日のポイント3


やっぱり樹液の量が一番多い所はカブトが占領している。
コクワ、ヨツボシケシキスイ、ゴキブリ、アリは隅っこでチョロチョロ。


林の奥にあるクヌギはまだカラカラ。
例年この木は樹液が出るのが遅い。
出はじめるとカブトがうじゃうじゃ集まり、コクワはもちろんノコも結構来る。

 
このクヌギは樹液が出てきた。 樹皮のすき間にはコクワが結構はさまっている。
この木ではカブトとコクワしか見たことがないので、今シーズンはノコやヒラタにも来てほしいなぁ。

採集活動時間 0:50〜1:15
確認個体(すべて観察のみ)
コナラA カブト♂1 コクワ♂5 ♀1
コナラB クワカブ0
クヌギA 樹液カラカラ
クヌギB コクワ♂5


この時期の関東は気温が下がり気味。
西日本のようにもう少し気温が上がってくれるともっと楽しいのだが。


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