採集記 ２００３年 ５月３０日（金） 東京都 埼玉県
５月も終わりに近づき、気温も上がってきた。
いよいよ樹液シーズン到来だ。
【ポイント１】
５月１８日のポイント１
５月１８日にコナラのあふれる樹液を見ていたのでさっそく行ってみる。
コクワばかりだが相当の数がいる。 この時期のクヌギは樹液を出している木は少ないので、コナラのジュルジュル樹液は採集を楽しくさせてくれる。
このコナラが一番ＧＯＯＤ！
あふれる樹液と樹皮のすき間が何ヶ所もある。
この日はコクワだけだったが、ヒラタが来てもおかしくない雰囲気はある。
なるべく長く樹液を出し続けて欲しいものだ。
採集活動時間 ２１：２０〜２２：２０
確認個体（すべて観察のみ）
コナラＡ コクワ♂５ ♀８
コナラＢ コクワ♂１ ♀１
コナラＣ コクワ♂２ ♀１
コナラＤ コクワ♂５ ♀１
コナラＥ コクワ♂約１０ ♀約１０
コナラＦ コクワ♂２ ♀３
コナラＧ コクワ♂約１０ ♀約１０
【ポイント２】
５月１８日のポイント２
まずはヒラタクヌギを見てみる。
まだ樹液はほとんど出ていない。
しかしよく見てみると・・・
「コクワかな？」と思ったが、ちょっと突いたら体をギュッと引き締めたのでヒラタ確定。
コクワだとヒョコヒョコとすぐに出てくるのだ。
元気が良すぎてなかなか撮影させてくれなかった。 (^_^)
３４ｍｍのかわいい♂。 このクヌギはシーズン初期は小さいサイズが多い。
もう１本のクヌギ。 樹液はまだほんの少しでコクワが数匹。
採集活動時間 ２２：５０〜２３：３０
確認個体（すべて観察のみ）
クヌギＡ ヒラタ♂３４ｍｍ １ コクワ♂１ ♀１
クヌギＢ コクワ♂４ ♀１
【ポイント３】
５月１８日のポイント３
今シーズン初めてのご対面。
昨年５月２３日にノコを確認したコナラだ。
こっちのコナラも樹液ジュルジュルでカブト♀がはりついている。 しかし、このコナラはの根元の方は白色腐朽菌に冒されはじめているので寿命は短いかもしれない。
このあと奥のクヌギを見ようとしたが、ガサガサ音がする。
動物かな？と思ったが、懐中電灯の光が見えた。
「もしかしてＰさんだったりして！」
と思ったがそうとは限らないし、真夜中に暗闇の雑木林で誰だかわからない人とすれ違うのは気持ちがよくないので退散することにした。 (^_^;)
採集活動時間 ２３：４０〜２３：５０
確認個体（すべて観察のみ）
コナラＡ カブト♀１ コクワ♂１
コナラＢ カブト♀１ コクワ♂約１０ ♀約１０
【ポイント４】
昨年１０月５日のポイント２
ここにはいいクヌギがあるのだが、場所をよく覚えていなかったので探し出せなかった。
昼間もう一度来て確認しよう。
採集活動時間 ０：００〜０：２０
確認個体（すべて観察のみ）
コナラＡ コクワ♂１
【ポイント５】
５月１４日のポイント３
ここのクヌギもまだカラカラだが、コナラはジュルジュルだ。
カブトがでかい図体で樹液をうまそうに吸っている。
気持ち悪いヘビトンボ・・・ (^_^;)
クヌギに樹液が出るのはもう少し先かな。
採集活動時間 ０：３０〜０：５０
確認個体（すべて観察のみ）
コナラＡ カブト♂１ コクワ♂５ ♀５
クヌギの樹液の出はいまいちだが、コナラがとにかく勢いがいいので楽しませてくれている。
待ち遠しかった樹液採集シーズンが始まったのだ。 (^o^)