採集記　２００２年　６月１１日（火）　　埼玉県

全国一斉に梅雨入りした。
今夜はジメジメと蒸し暑い。
ヒラタがいるのを確信して出かけた。

途中でデジカメを忘れたのに気がついた。
こんな時に限って何か起きるものだ。

【ポイント１】

５月１９日のポイント１

多少樹液が出始めていたがやっぱりコクワだけ。
一番期待しているクヌギはカラカラ･･･　はぁ･･･　早くも西日本が懐かしくなってきた。

【ポイント２】

いつものヒラタポイント。
樹液は例年通り出ているがカブト♀とコクワとゴキブリ。
林のすぐ横の道端にはカブト♂が転がっていた。

そして、とある木の樹皮の割れ目を照らした途端、バカでかいクワガタの♀が目に入った。
「コクワではない･･･　ヒラタでもでかすぎる･･･　とすると残るは･･･」
くぼみにもぐりこんだので掻き出し棒で引きずり出す。
「まさか、外国産じゃないだろうな･･･」
ようやく出てきた。
国産オオクワガタ♀４１ｍｍだ。
言っても仕方のないことだし、言うほどむなしくなるが、どうしてもこの林で生まれたとは思えない。
何十回と山梨に通っていることをむなしく思いたくもない。
昆虫採集でこんなことを思わなければならないなんて、おかしな時代になったものだ。
　帰宅後、飼育ケースにて撮影

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