採集記 2001年 6月18日(月) 埼玉県
蒸し暑い夜だ。
昨日のダブルヘッダーの疲れはあるものの、梅雨の時期は行けるときには行かねば。
ということで、今日もヒラタを求めて出陣!
すでにヒラタ♂3匹GETしている林である。
いつもの木を次々と見ていく。
もちろんコクワが大賑わいだ。
そして川沿いの樹液クヌギへ到着。
このクヌギのすぐ隣に二股の大きなクヌギ(樹液なし)があり、なんとなく照らしてみる。
そしたらなんと!
48mm♂がテクテクと幹を歩いていた。 ラッキー (^。^)
さすがに50mmに近づくと幅が出てきて貫禄が出てくる。
そしてとなりの樹液クヌギを見てみると根元でノコのペアが仲良く樹液を吸っていた。
というか♂が♀を口説いていたのだ。
ここでデジカメのバッテリー切れ! (-_-)
62mm♂と33mm♀、まあまあたくましいのでGET。
「さて、ヒラタ♀はどこにいるんだろう?」
実は今日は俺にしてはめずらしくシャベルを持参していた。
こうなったら樹液が出ている根元の土を掘るしかないと思ったのだ。
ノコペアがいた樹液直下の土をそうっと掘ってみた。
クワガタの♀が出てきた!
一見コクワの♀にそっくりだ。
「ヒラタだ、きっと!」と確信した。
手にとって入念に観察した。
体の色、ヒラタ特有の前足の曲がり具合。
確かにヒラタの♀だった。
27mmのかわいい彼女だ。
この前このクヌギを見た時、根元の土を掘ってやわらかくして元に戻しておいたのも良かったかもしれない。
ようやく今シーズンのひとつの目標を達成できた。
一安心だ。
♀初GETの喜びで満足してしまい、さっさとこのクヌギを後にしてしまった。
もう少し掘ればまだいたかもしれないのに・・・
ま、次回のお楽しみとしよう。
それにしてもたまにはこういう日もあるもんだ。
ヒラタ&ノコのダブルペア同時GET。
大満足の採集だった。