採集記　２０００年７月１６日（日）　　　　　　埼玉県

次女の幼稚園の「夕涼み会」でカブトムシプレゼントも無事終わり、家族で「びっくりドンキー」で
ディナーを食べたあと、性懲りもなく採集に出かけることにした。
夜なので新規開拓ができるはずもなく、６月１８日とまったく同じコースに行くことにした。

【墓地付近の雑木林】
６月１８日に来たときより伐採された枝が多く、非常に歩きにくかった。

カブトムシ♀と蛾	コクワガタとケシキスイども

いずれも写真撮影のみ
もっと丹念に探したかったが、とにかく伐採された大きな枝が多くて歩けたもんじゃない。
退散しようとしたときに、林の入り口のクヌギにノコギリクワガタ♂大歯型が見えた。
しかし、頭上１ｍぐらいの場所である。
採集が好きなくせに捕虫網も持っていない俺である。
その辺の枝を拾って、そいつでノコを突っついて採ろうとしたがやはりうまくいかない。
大抵、死んだふりをして落っこってくるのだが、木にしがみついて離れない。
少し力を加えて強引に引っ張りあげた瞬間、ノコは木から離れたが勢いあまって遠心力でどこかへ落ちてしまい行方不明･･(-_-)
失敗である。くそ〜(T_T)

【畑の中の雑木林】

車で５分ぐらい移動し、広大な畑の中の雑木林へ来た。
それにしても、カブト・クワガタの樹液採集は夜がメインなので、いくら好きでも「ひとりで夜の闇に包まれた
林を歩くこと」がこわいという方は採集は無理な気がする。
俺も時々ふと、「懐中電灯で照らした所に死体があったらどうしよう」などと頭をよぎる・・・^_^;

ま、そういう話はさておき、６月１８日にチェックした木に直行である。

小さめのカブト♂とクワガタの♀・・じゃねえだろ！ いつものゴキブリである。	カブト♀とゴキブリと右端の奴は・・ゲジゲジか！？ 彼女、よくそんな気持ちわりー奴らとお食事ができる ね・・

こいつも小さめのカブト♂、右にコクワちゃん	せっかくコクワちゃんペアで写したかったのに、 シャッター切る直前にダンナの奴死んだふりして 落っこちやがった。

知人でカブトを欲しがっている人がまだ数人いるので採集したかったが、どうせあげるならデカイやつがいいので、採集しなかった。

【６月５日にオオクワガタ大歯型６５ｍｍをＧＥＴした雑木林】
どうしても期待してしまう。
無理もあるまい、ここにオオクワがいたのである。
何度でも来てしまう。

しかし、６月に出ていた樹液も消えてしまい、なんだか淋しい雰囲気である。
１本のクヌギの頭上３ｍぐらいの所にコクワらしき姿が数頭見えるがとても届かない。
カブトの大きそうな♂もブーンブーンとその周辺を飛び回っている。
オオクワならどんな方法を使ってでも木に登って採集するだろうが、カブトとコクワなので
あきらめて採集を終了した。

本日は観察と撮影のみで終わってしまったが、やっぱり夏の闇の中の樹液採集は
スリリングでいいね。(^_^)

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